釣りと家庭、どっちも大事ですけど・・・

しばらくすると、向こう岸の上流からガサガサっという音が。

つづく




熊か？




背筋が凍る。


しばらく凝視すると、

釣り人が現れた。


川で初めて人と遭遇した。


（多分、下降にある９線橋から上流に向かって戻ってるとこなんだろう。）



と察してみる。

（現在は上流へ行けば新しい橋があるので遭遇しやすいかもしれませんが）



その釣り人、こんな山奥に一人ぽつんと


小さい子供がいる事に驚いたんだろう。笑


第一声が




「黒いから小熊かと思った」でした。



（いやいやおじさん。こっちはマジびびりですよ）笑



「こんにちは」と声をかけると


まだ動揺を隠し切れないのか


「人間の子供かぁ～・・・どこから来たの？」の問いに


「すぐそこが家なんです」と家がある方を指差して答えた。


「いいね。いつでも出来るね。」


「ははは。」


「頑張ってね。」


「はい。」


そんな談笑しながら

釣り人さんは早々と下流に歩いていきました。

釣り人との初遭遇の出来事でした。








あれから数年後・・・


多分、中３だったと思う。


野球の中体連が終わって


頭空っぽの中、毎日を過ごしていた暇な日曜日。


なんとなく釣り竿に手がかかった。


ルアーを始めていたので、


みみず採取はおあずけ。笑


車検切れで廃車になっていた黒のグロリアに乗り畑を快走する。爆



（当時は日産が人気だったみたい。街中はグロリア、シーマ、１３シルビアばかりだった。笑）



川に到着し、


いつもの大木で大きなアメマスを釣った。


しばらく下降に進みながら、ぽつぽつアメマスと対面する。



また上流に戻りいつもの所で釣りをしていると、




上流から明らかに動物だとわかる音が徐々に近づいてくる。







これは鹿だね。


つづく


追記　
これはポエムなのか・・・。笑